-16 ギブギブの精神、返報性の法則

ギブギブの精神・返報性の法則

日本人はお返しを
する文化があります

恩返しの文化です

地域によってある程度は
違ってはくるのですが、

例えば・・・
お祝い事の時などです

  • 出産祝い
  • 入学祝い
  • 卒業祝い
  • 合格祝い
  • 結婚祝い

などですが・・・
他にもたくさんあることでしょう

お祝い事はめでたいので
大勢で集まってお祝いしたり
少人数でのんびりしたり・・・

お互いが楽しい時間を
過ごして楽しく祝います

そして・・・

金銭的にもお祝いで
応援したりします

そして・・・

後日、お返しで
粗品を送ったりします
(地域によって様々です)

このようなやり取りで支え合って
縁をはぐくんでいるのです

例えば、仕事に
おいてもそうです

設計者としての体験

僕は20代前半の時の若かれし
頃ですが電気関係の設計の
仕事をしていました

その仕事には納期があって
仕事量がその日によって
差があったのです

がむしゃらに働く事が
当たり前だった時代です

身を削ってでも会社に
尽くすことが男の生き様の
ような空気感があった時代です

令和時代の今、そんな会社が
あったら「超ブラック」と言われ
ているような労働環境です

今時、このような労働環境の会社が
存在したらインターネットの掲示板に
悪口を書かれまくってしまって、

おそらくは悪評の会社として
存続していたかもしれません

当時の僕の業務でもあった設計者
としてのお抱えの案件は、1個では
なく複数でしたので急な仕事が
増えてしまいやすい状況でした

そんな感じでしたので・・・
その時々により、作業が重なったり
して、朝まで仕事をする事は日常の
ような出来事でした

睡眠を取らずに追い込んで仕事を
しても提出期限にギリギリな時も
多かったです

当時の僕は会社の環境こそ
恵まれていなかったですが
そんな忙しい時に協力し合える
仲間がいたのです

支えてくれる頼りになる社員が
近くにいたのです

そんな頼りにしあう環境が周囲にありました

ほぼ、年齢が近い設計者が数人いて
お互い切羽詰まっている時には作業
の手伝いをお互いで助けあって業務
をこなしていました

その会社で僕は貴重な体験をしました
「助け合いの精神」を身を持って
学んだのです

それはまさに
「ギブギブの精神」です

「返報性の法則」をお互いが
していたとも言えます

心理学においての「返報性の法則」です

「人は親切を受けると
ついつい親切を返したくなる」
そのような法則です

追記:

この話題ででてきている僕が以前
勤めていたブラック労働の会社は
あれからしばらくして労働環境は
良くなっていきました

時代の流れに合わせて
落ちついていったようです

営業職での体験

僕が配置薬の営業の仕事で
一般の家庭を訪問していた時も
サンプル品をお客様に配ると、

他の商品を買ってくれる事は
良くありました

又・・・

12月にはカレンダーを楽しみにしている
お客様も多くてカレンダーを配る月は
一年で一番の数字が上がっていました

よくよく考えて見ると・・・

人間関係には、社会の仕組みには
返報性の法則が大きく関係している
ことばかりです

そして・・・

「ギブアンドテイクの精神」ではなく、
「ギブギブの精神」でいることが
ポイントです

僕も色々な会社に勤めてみて・・・
色々な人と接して見た体験談を
振り返ってみても・・・
「返報性の法則」はしっくりきます

比較的、大きな人物やニコニコした人は
「ギブギブの精神」の人が多かったです

実際に・・・ギブギブの精神でいると
セルフイメージも上がります

精神がリラックスされる
ことも分かっています

オキシトシン

人は良い事をしたと思うと
オキシトシンと呼ばれる
ホルモンが分泌します

オキシトシンは心身を
リラックスさせて
幸福感を与えます

現代のストレス社会では軽度な
うつ病的な症状が蔓延しています

このような時代には
大切なホルモンです

つまり・・・

良い事をすると、自分にもオキシトシン
が分泌されますので結局は自分自身
に幸福感がでてきます

相手にとって良いことは
自分にとっても良いことで
お互いにとって幸福となる

このように「良い良い尽くし」の
プラスな循環が起きます

この心の在り方でいることが
いかに幸せを感じやすくなるのか
その理由が理解できます

このマインド(心の在り方)を身に
付ける事で人は、人生はどんどん
良い方向へ進む為の良いきっかけ
へとなるのではと思っています

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