情報と無意識の記憶
人は何かの情報を情報として
脳が認知したり、感知したり
する時にあらゆる所から
収集していますが・・・
口頭での情報が聴覚情報として
視覚からの情報が視覚情報として
脳に収集されます
口頭での説明に対して、
口頭(聴覚情報)+絵(視覚情報)
などの説明では記憶される能力が
圧倒的に違ってくる事が分かって
います
説明を受けて72時間後の
記憶力を調べて見ると・・・
口頭だけで比べて見た結果、
「口頭+絵」の方が6倍以上も
高かったようです
視覚情報は直感的で
瞬間的に処理されます
文字に比べて絵の方が
記憶力が高くなる事、
思いだしやすくなる事を
「画像優位性効果」と呼びます
そして・・・
記憶と脳の特徴として
まとめてみますと
- 記憶の8割は視覚情報
- 脳の9割は視覚情報処理
- 視覚情報は文字情報
(聴覚情報の分類)
の6万倍の処理速度 - 視覚情報を使って学ぶと
学習効果は4倍となる
このように圧倒的な
優位性を持っています
視覚情報は文字情報とは
伝達経路が違うようですが
ほとんどの高等生物は、
視覚情報の処理ができます
ちなみに文字情報を処理できる
能力は人間にしかありません
いったいなぜでしょうか?
視覚情報は、
優秀なのでしょうか?
おそらくですが、命の危険と
隣り合わせの生活をしていた
口頭生物達は・・・
優秀な視覚情報によって
危険を一瞬で判断して回避
したりしていたのではないのか?
そのように考えられています
人間もまったく同じであって、
狩りなどをする時に命の危険を
一瞬で回避する為には・・・、
欠かせない能力だったのです
(つづく・・・)
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