栄養面も考えてみました
放し飼いのストレス状態では
無い、にわとりさんからの
たまごであったとしても、
比較的手軽な値段で手に
入る優秀な卵ですが
栄養面でも超一級品です
特にたんぱく質が豊富で
Mサイズ1個で6.2gも
摂れます
体重60kgで60gは必要
ですからとても効率の良い
たんぱく源となります
たんぱく質は私達の体内で
水分の次に多くて酵素の
元にもなっています
たんぱく質は必要不可欠です
酵素について
酵素は消化酵素と代謝酵素に
分かれていて数千種類もあり
体内で化学反応を起こして
くれます
酵素も、とても重要です
たんぱく質について
又・・・、
たんぱく質はアミノ酸が組み
合わさってできていますが
食事で摂ったたんぱく質は
一旦分解されます
その後・・・
必要に応じて再構成されて
内臓や皮膚や神経など
あらゆる箇所の材料になります
アメリカのオックスフォード
大学の有名な教授の発表により
たんぱく質と老化の因果関係も
分かっています
その発表ですが・・・
34歳と60歳と70歳で起こる
老化現象の大きな変化で
「たんぱく質の関係から体調が変わる」
などと公表しています
アミノ酸スコアについて
必須アミノ酸のバランスの
指標のことをアミノ酸スコア
と呼びますが卵はアミノ酸
スコアが100点満点です
アミノ酸について触れますと
アミノ酸は20種類あり、体内で
合成できないアミノ酸である
必須アミノ酸が9種類あります
体内で合成できるアミノ酸は
非必須アミノ酸で11種類あります
たんぱく質は再構成を
行うときに必要不可欠です
ですから・・・
アミノ酸スコアが100点満点の
卵は優等生です
ちなみにですが・・・
他のアミノ酸スコアは?
- 牛肉、豚肉、鶏肉 100点
- サーモン 98点
- 豆腐 93点
- おから 91点
- エビ 84点
- あさり 81点
- 米 65点
アミノ酸スコアが優秀な食品は
卵以外にもありますがたまごは
アミノ酸スコアだけでなく、、
さらに生体利用率が
90~94%となっています
生体利用率もすべてのたんぱく質の
食品と比べても高いことが分かります
コスト面を考えると他の食品の
半分以下で補えることから
(もちろんそうでない高価な卵もあります)
毎日の朝卵を推奨する人が
多いこともうなずけます
卵とコレステロールについて
一般的に多くの人が卵で心配なのは
コレステロールかと思います
実は、コレステロールへの考え方は
2015年より変わっています
米農務省(USDA)と米保険福祉省
(HHS)は食事性コレステロール
摂取量の上限値撤廃を正式に認め
ました
「コレステロールは、過剰消費が
問題となる栄養素ではない 」
とちゃんと発表しています
コレステロールの摂取と血液の
コレステロール濃度には明確な
科学的根拠がないと理解されて
います
そもそも冷静に考えてみると、
コレステロールは、体内で8割を
合成し2割が食べ物から影響を
受けます
僕も、そのように考えてみると
卵でコレステロール値が上がる
というのはない事が納得できます
コレステロールは組織の細胞膜に
ある脂質であり肝臓や脊髄や脳に
高濃度で分布していています
特に脳や神経系に集中しています
仮に卵をたくさん食べるとどうなるでしょうか?
食べ過ぎ=コレステロールの
過剰摂取となりますよね
そこは・・・
肝臓にフィードバック制御機構と
呼ばれるシステムが有りちゃんと
合成するべき量を調整できるよう
になっています
しかし・・・
気を付けることもあります
心疾患への影響もある
卵の食べ過ぎは心疾患の
リスクへとつながるとも
言われています
卵はコリンや腸内細菌やTMAOの
関係で有毒な物質との関係性が
あるとの声もあり安易に受け取れ
ないところもありますが・・・
それでも卵の栄養面であるたんぱく
質や酵素やアミノ酸スコアなどを
考えるとなるべく食べたくもなります
そんな感じですが、結局の所、
僕個人の解釈ですが・・・
僕は、食べる量を考えて食べる事で
安全面が担保できると思っています
1日1~3個までなら大丈夫
との声が一般的です
個人個人の体調や疾患もありますので
いろいろと言われるでしょうけどね
ピンポイントで心疾患が気になる人は
警戒は必要かとも考えられます
その場合ですが・・・
僕は1日3個くらいは食べていますが、
心配なら1日1個が無難でしょうね
いずれにしても・・・
私達人間は大昔からにわとりさんとの
付き合いがあり、卵が貴重でした人々
の重要な栄養面として貢献していた
ことは分かっています
そのような見方をすると、これからも
欠かす事のできない貴重で大切な食材
だと理解できます
もちろん・・・
ここまで、長々と卵とにわとりさんの
事について僕の意見を読んで下さった
あなたなら理解できると思いますが、
ストレスから解放された環境と餌と
飼育方法などなどそのあたりの環境
や関係性が自然に近い事が大前提です
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