成長期の子供と高齢者と
牛乳とカルシウム
僕は牛乳が嫌いでした
だけど給食では
不思議と飲めました
なぜでしょうか?
給食の牛乳
給食の時には、喉が渇きますし
他に飲むものがなかったから
口が欲していたのでしょう
給食の牛乳は少し薄いような
感じもしていましたが・・?
給食の時はそこまで
抵抗なく飲めました
今、考えてみると
少し”けなげ”です
中学生になると周りの
男の子は一気に身長が
伸びていきました
僕は背が低かったので、
身長の低さは
コンプレックスでした
身長が高いと男同士では
なめられにくかったですし
女子から人気がある人は
こぞって高身長の人達でした
あの当時は・・・
「牛乳=カルシウム=背が伸びる」
このような認識が世間で定着して
いました
決まって、メディアを中心に
キャンペーンを打っていたのです
牛乳にはカルシウムが豊富で
カルシウムが身長を伸ばす
ことには欠かせないものだ
だからこそ・・・
成長期の子供と骨密度が
低下するお年寄りは特に
牛乳を飲みましょうなどと
なっていたのです
このようなイメージが世間に
定着していましたので・・・
僕もある時、高校1年生くらい
から牛乳を意識して1日1ℓ
飲む生活を1週間くらいしたの
ですが・・・、体がどうしても
受けつけずにやめました
その後・・・
ひたすらテレビを見ながら
いりこをポリポリ食べたりも
しました
1ヵ月くらいは続きましたが
いりこに飽きてしまって続き
ませんでした
結局、今でも身長は
低いままです
160cmです
現在の心境は、特に
身長は気にしていません
仕事の時に作業面で損を
する事はありますが、
悩んだり、コンプレックス
にはなっていません
結局、以前の僕は・・・
「牛乳=カルシウム=背が伸びる」
このような印象操作のような宣伝に
振り回されていて、執着させられて
いたのです
振り返ってみると、
このように感じます
そして・・・
高齢者にも同じように、
思考の、印象の植え付けが
盛んに今でも行われています
高齢者にとって・・
高齢者の思考へのメッセージとして
「歳をとる=骨粗鬆症=カルシウム=牛乳」
このように思わせています
確かに、生理学的にも女性は閉経後に
ホルモンバランスの影響によって
骨粗鬆症になりやすいことは確かです
お産経験がある女性の場合は
特に子供をたくさん産んだ人ほど
骨密度には気を付けるべきでしょう
妊娠中は、お腹の中の
赤ちゃんを優先します
赤ちゃんに優先的に栄養を届ける
わけですから、まさに身を削って
生命を育てる行為です
母体のカルシウムもお腹の中の
赤ちゃんにとっては必要不可欠
な栄養源です
そうやって成長させるのです
自然界には、子供を産んで
すぐに死を迎える生き物も
存在します
子を産む事は、
命がけの行為です
カルシウム不足においては特に
高齢になると少なからずとも
影響は避けられないでしょう
成人した人は1日にカルシウムを
約500~600mgを必要としますが
高齢者はプラス200mgくらいの
約700~800mgを必要とします
生理中の女性や妊娠中の女性も
プラス200mgくらいの
約700~800mgを必要とします
その時々で、必要量は
変化するようです
余談ですが、子供を産んで、
育てて、子供が巣立って
行った後も女性として
長く生きているのは人間
くらいのようです
ほとんどの生物は産む事が
お役目であってその後は
死に絶えます
その当たりのしっかりとした
理由はまだまだなぞが多い
ようですが、母親が長生き
してもらった方が良いことは
誰もが認めることでしょう
ヒザ痛
僕は、配置薬のお仕事でたく
さんのお家をまわっていると
80代以上の女性の方は
ほとんどがヒザ痛を気にしています
予防なり治療なりでグルコ
サミン的なサプリメントを
飲んでいるケースが多かったです
男性でもいらっしゃるのですが、
女性の方が多かったです
長い長い人生のなかで・・・
骨が成長する時と高齢になり
体を使い続けた時に骨や関節
を気にするのは自然の事です
特に戦後の日本ではカルシウムの
栄養で偏った情報が広がっています
色々と見ていくと、
カルシウムは奥が深いです
シリーズとして・・・
何回かに分けて・・・
シリーズのようにお伝えします
カルシウムのリテラシーを高めて下さい
情報から選択の幅を広げて下さい
僕自身も牛乳=カルシウムでした
牛乳以外でカルシウムが
効率良く摂れるのか?
そもそもカルシウムは
必要ではないのか?
牛乳で摂って何が悪いのか?
色々と言いたいことはある
かもしれませんが、次回以降に
しっかりと説明していきます
もっと幅広い形で認識して
もらえる人が増えたらと
思っています
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