⑪ 牛乳はどのように作られているのか?(前編)

毎日の消費量を考えると
とてつもない数となる
牛乳ですが、、

その牛乳には大手企業や
国の基準など様々な思いや
事情が重なり合っていて
流通しているようです

今回は牛乳が作られていく
過程であまり知られていない
そのような事情からくる情報
を中心にまとめてお伝えします

私達が目にする一般的な牛乳を
作ってくれる牛さんは国内に
おいてほとんどが牛舎の狭い
スペースで育てられています

本来は原っぱでのんびりと育つ
生き物なのに穏やかで活発に
見えないとはいえおそらく牛舎
だと相当のストレスがかかって
いるのではないかと思われます

注目しなければいけないことは
牛のエサに穀物が与えられて
いることです

本当は牧草などを好んでいるの
ですが牛舎ではとても衛生管理が
難しいのが実態の為に穀物をエサ
として与えています

衛生管理とは主に便や尿の管理の事です

その対策として・・・
穀物に抗生物質を入れて
病気が蔓延するのを防ぎます

ちなみにですが・・・
抗生物質を食べた牛を人間が
食べると腸に悪い影響を
もたらせてしまいます

繰り返しますが、牛は原っぱで
のんびりと生活をしていくなかで
草などを食べて育っていく生き物です

このような事情から牛の育ちと
実態はこのようになってしまい
ました

誰でも知っているような大手の
牛乳生産企業の数社が決めた
審査基準で「脂肪分が3.5%以上
ないと価格が下がってしまう」
このようになってしまっています

実は、先程の話ともつながる事に
なるのですが穀物を与えると高脂肪
と高たんぱく、高エネルギーで
脂肪分が増えていきます

牛には、胃が4つあります

牛は時間をかけて消化をするのですが
消化の早い穀物を摂ると牛の体調が
悪くなります

胃潰瘍などになる場合があります

このようなことがあるなかで本当に
このような畜産方法で良いのでしょうか?

次回、さらに詳しく掘り下げます

続きは胃の構造と役割りについて
後編にて説明します

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