-14 挨拶、ストローク

挨拶は交流の基本

ものごころが付く頃には
いつの間にか自然と
挨拶をすることを教わります

学校の先生や部活動の先輩などです

そして・・・

社会人となり同僚や上司などの
目上の人や取り引き先などとも
挨拶をするようになります

なかには関わりたくない人が
いてもとりあえず挨拶はします

しかし・・・

お互いに挨拶をしたとしても
形だけの挨拶になってしまいがちです

そんな挨拶は非言語的な部分で
お互いに何となく取り合えず的な
雰囲気が伝わるものです

又、挨拶を返さない人もいますし
相手を選んでしている人もいます

今回は、この機会に挨拶について
少し考えてみます

僕の日常では・・・
僕が会社員で勤めているセンターでは
数社の運送業者を含めて仕分けの人や
清掃の人など色々な人がいます

僕のポジションであるドライバー職は
100人くらいはいますので・・・
センターとしてはそこそこの
規模となっています

業務中にトラックへの詰め込み作業で
あっちへ行ったりこっちへ来たりと
うろうろする時もあるのですが・・・

身近な人であっても
ちょくちょく挨拶をします

話題があれば気軽に
立ち話をしたりもするのですが

作業中の場合は立ち話をする
時間もなかったりするので
挨拶のみで通り過ぎます

そんな時の挨拶として
「お疲れ様です」
とお互い挨拶をします

朝は「おはようございます」とします

たわいもないことなのですが・・・
何度も何度もそのようなやり取りを
していると

不思議と気軽に会話ができたり
するものです

このようなちょくちょく挨拶をする習慣は
今までに働いた会社ではなかったので
その意外な影響を今は体感しています

挨拶は、相手の存在をしっかりと
認める好意であって相手にも
その気持ちが伝わることを学びました

挨拶は交流の基本と
なっています

心理学においても相手の存在を
認める行為を・・・
「ストローク」といいます

心理学者のエリック・バーンは・・・
「人間は誰しもストロークを
求めて生きている     」

と言っています

そして・・・

そのストロークを最大化する事で
様々なメリットがあります

  • 印象が良くなる
  • コミュニケーションが良くなる
  • 場の雰囲気が良くなる
  • 常識のある人と認識される

ところが・・・

挨拶をしても声が小さかったり
そっけなかったりしたらがっかりします

僕の仕事は日勤と夜勤とあるのですが
特に夜勤の配送先の人に多いのが
挨拶をしても無視をするパターンです

気のせいかなと思ってすれ違う時に
もう一度挨拶をするのですが・・・
同じ反応で無視されます

もっとビックリするのがそのお店の
人達はこぞってみんな挨拶を返しません

挨拶を返さなかったとしても
仕事の一環として毎回挨拶はします

そして毎回無視されるのです
そのようなお店は一ヵ所ではないです
いくつかあります

もちろん、お店の人達でストロークを
最大化する人達はたくさんいます

そのようなお店は活気が良いものです

僕は以前に警備員のアルバイトを
した時にその会社の社長に
言われた事を思いだします

「挨拶はタダだから、お金が
かからないからたくさんしなさい」

「挨拶はたくさんしただけ返ってくるから」
と教わりました

挨拶をする一つの心構えの割り切る
材料として当時の僕も納得できました

警備員の時、ただ立っているだけの
静かな業務のほとんどない暇な場所も
何回かあったのですが・・・

近所の人や犬の散歩をしている人など
にどんどん挨拶するよう教わったのです

あらたまって考えると挨拶の
影響は大きい事が分かります

一つ一つの挨拶を最大化して
そのメリットも最大化して・・・

どんどん得を積んでいくイメージで
行けばもっともっと毎日が楽しくなり良い
方向に行くのではないかと思っています

気持ちが向かない時もあると思います
関わりたくない人の時もあると思います

そんな時は無理に挨拶をする
必要はないのかもしれません

それは僕には分かりませんが・・・
挨拶にも影響力があることを
僕は体験として学んでいます

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