引き受ける選択のお話
現代社会において
働き方改革・・・
男女平等・・・
などなど時代とともに、国の法律や
規制もあり、会社の環境は少しずつ
変わっていきます
実感としては、働きやすくは
なっていっています
しかし・・・
過剰な労働やサービス残業や
休日出勤は今現在でもあります
一昔前だけの事ではないのです
会社が倒産してしまいそうな為、
経営者自身が年中無休で働い
たりしています
例えば・・・
コンビニのオーナーのなかには
年中無休で働いている人は
たくさんいます
借金してお店を出した以上は
後に引けなくなってしまうのです
僕の身近にもそのような
コンビニのオーナーは
実際にいらっしゃいます
例えば・・・
他に就職先の当てがない時に
会社にしがみつきますよね
そのような人と経営者の間には
労働環境なんてあいまいです
それに人間関係が良ければ
多少は給料が少なくても
働き続けたりします
他にも色々なケースで過剰に
働いているのです
いわゆるブラック労働と
呼ばれる働き方です
そのような環境で働いている
忙しい人達は大勢います
このような環境の労働については、
僕も20代前半の時の設計の仕事を
している時に散々経験しました
そのような経緯もありますので
そのつらい気持ちは痛いほど
分かります
約20年以上前の
時のお話です
ブラック労働の体験談
営業が取ってきた案件は管理職である
課長に次から次に入ってきます
そして・・・
部下達に案件は
振り分けられるのです
みんな毎日のように夜遅くまで残業して
疲労困憊で働いていました
よくよく考えて見るとあの頃の僕は
若かったのもあってなのでしょうか?
優先順位なんて考えずにただただ
猛進的に働いていました
毎日全力でがむしゃらに体力に
任せて働いていましたが・・・
毎日毎日でしたのでだんだんと
メリハリもなくなっていって
ダラダラ感もありました
頑張っていたのですが無駄な
時間もたくさんあったのです
あの頃の僕なりにスケジュールを
考えていたのですが・・・
今、振り返ってみると抽象度が
低くて無計画でした
そんな感じで悪循環でした
しかも・・・
若かったのでいつも遊びたくて
ウズウズしていました
遊べない日々はストレスしかなかったです
田舎から都会へ遊びもしたくて
上京したのに仕事の日々でした
僕のような高卒は大都会では低変な学歴です
なかなか経験できない業務ではありまし
たが遊べないストレスはひどかったです
日常では、個人的に明確な目標も
なければ、家族がいたりなどと
プライベートの役割りもなく自分自信
の・・身の周りの管理のみでしたので
優先にする事もなくて上司も
頼みやすかったのでしょうね
どんどん急な仕事が週末に
なると入ってきていました
設計図面に起こす作業などはCADで
作成するのですが当時はパソコンが
今ほどは浸透していない時代です
僕の勤めていた会社では当時は
35歳以上くらいからCADの図面
作成ができずに・・、
と言うよりも手書きで図面を処理して
いた方が早くできる世代なので・・・
そっちが慣れていてパソコンでの作業が
いつまでも覚えられなかったのです
日々、忙しくて余裕がなくてCADを
覚える機会を逃してしまっていました
仕事が忙しくて落ちついてCADを
学んでいる状況ではなかったのが
大きな原因でした
そんな経緯もありまして・・・
上司に毎週のように休日出勤で
自分の案件とは別に頼まれて、
しかも徹夜で作業する事は
何回もありました
さらに・・・
ほとんどサービス残業たった
ことは致命的です
月に50時間くらいまでは付けても良い
などと勝手に制限を掛けられていたのです
そうなると・・・
基本給16万円にいかないくらいから
残業代が5万円くらいとなり・・・
総支給で21万円から22万円くらいで
手取り16万円から18万円くらいでした
そんな生活費では未来の希望は持てません
そんな感じでしたので、仕事内容は
勉強になったのですが・・・
僕は、心身のバランスがうまくいかずに
妙な吹き出物が急にでたりして精神的
におかしくなりそうになっていました
結果的には丁度、4年間勤めて
22歳の時に退職しました
このような経験から学んだことは・・・
原因を受け入れている自分の捉え方で、
しっかりと回避できると言う事です
真に受けない選択ができます
対策としては、4つあります
- 簡単なのは、その会社を辞める事
や部署移動を願い出る事です。
環境を変えることですね - 半年から一年以上のスパンで
ゴールを決めてそれを優先に行動
する事や日曜日は何が何でも
家族と過ごすと決めます
そして、上司との世間話のなかに
家族がいかに大切かを日頃から
ちょくちょく語っていくよう意識付
けをします - 心身のバランスに異常があるのか?
ないのか?
いつもバロメーターをチェックしておく - メリットとベネフィットで判断する
僕は当時、社会人経験も少なくて
世間知らずでしたので会社を辞めて
環境を変える事で回避しました
退職する事は、半年前くらい
から決めていました
お抱えの案件がいっせいにおさまる3月
末で退職すれば周りへの影響も少なく
てすむと考えてあっさりと退職しました
下手にズルズルと選択を
先延ばしにしてしまうと・・・
体を壊してしまった時が大変です
無理のきかない年齢・・、特に35歳以上
になると回復が遅くて環境が変わったと
しても何年もその影響が残る事もあります
冷静に、相手を見る事も必要です
恩知らずの人には自分の時間を
かけるメリットなんてありません
助け合える仲間でしたら、場合によって
はプラン変更も良いとは思いますが
家族や健康面ともしっかりと向き合って
大丈夫そうであれば・・・
状況に応じて是非是非
お手伝いするべきでしょう
自分が困った時にきっと助けてくれ
ますので、そのような場の環境が
できればより仕事とプライベートと
のバランスがとれます
断りずらいから引き受ける方も
多いと思います
スパっと断る事は、のちのちは意外と
好印象になる事が分かっていますし
断って出世できない何てことはない
ですからね
断る事のメリットは、
- 自分のペースで時間が進む
のでストレスがなくなる - 時間を大切に使えるのでエネルギ
ーを必要な事に集中できる - 意志が強くて、判断力があると思われる
このように断る事のメリットをしっかりと
理解しておくことで、引き受ける選択が
できます
積み重なるとものすごい
時間になると思います
時間は有限です
依頼は選択して判断する事で人生が
変わると言ってもおおげさではないと
思っています
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