適度な緊張・パフォーマンス向上
会社員として働いていると
平日と休日で精神面がだいぶ
変わる人が多いかと思います
平日は緊張状態で頑張るのですが・・・
休日となると気力が無くて
体もきつくて何もしないのです
例えばですが・・・
月と火曜日は疲労感がなく仕事が
できるのですが水と木曜日になると
疲労感が少しずつでてきてピークに
なりつつある状態になります
金曜日になれば今日頑張れば
明日休みだと踏ん張って
一週間が終わる・・・
そんな感じです
そして・・・
日曜日の夕方には明日から一週間だと
認識し暗い気持ちになってしまいます
良くありがちな心理かと思います
この文章を読んでいる方は、マインドが
整っていてこのような精神パターンの
思考ではない場合が多いかとは
思いますが・・・
僕の働いていた会社の場合は
みなさんこんな感じでした
人は、適度な緊張を
コントロールする事によって
集中力や判断力や
脳のパフォーマンスを
向上させることが分かっています
このような事がある程度できるようになれば、
疲労感も当然なくなってくるでしょうし・・・
精神面も安定しやすくなります
1908年のマウス研究
1908年に生理学者のヤーキーズと
ドットソン博士が行った研究です
黒と白の目印を区別するように
マウスに訓練を行いました
マウスが区別を間違えた時に
電気ショックを与えて学習させたのです
その結果・・・
電気ショックの刺激が適度な時に
区別を学習する事が速くなりました
一方では・・・
電気ショックが強すぎたり弱すぎたり
すると学習能力が低下している事が
分かったのです
この研究から分かった事は、
刺激が悪い分けではなく
良いか悪いかはその刺激の
強さによって作用すると言う事です
そして・・・
適度な刺激が良い
パフォーマンスを示したのです
ノルアドレナリン
適度な緊張の時、人間の脳内では
ノルアドレナリンが分泌されます
ノルアドレナリンの分泌によって
集中力や判断力がアップするのです
この事実は、100年前には
解決し結着していたようです
適度な緊張は味方となります
一般的には、「緊張」と聞くとマイナスの
イメージの方があるかと思います
実際・・・
緊張が苦手な方は
85%以上にも及ぶそうです
僕も緊張は苦手です
しかし・・・
緊張してきたらノルアドレナリンが
分泌してきていて・・・
集中力や判断力、パフォーマンスの
向上にまで影響する事が
実験結果からも理解できます
その辺りが分かってくると
緊張はむしろ・・・、喜ばしい事です
ここぞという時に適度な緊張状態を
意図的に作り出すことができれば
やる気や行動力をコントロールできます
ノルアドレナリンのような分泌物を
コントロールできるようになれば・・・
これほどの頼りになる方法があるでしょうか?
僕の場合ですが・・・、具体的に
適度な緊張を作りだす方法です
- 緊張感がでてくる音楽を聴く
- 緊張感がでてくる写真を見る
- 過去のそのようなシーン、演出を思いだす
- 有名な言葉や印象的な言葉を思いだす
これらの4パターンは僕の場合です
きっとあなたにも良い方法があるはずです
人は感じる生き物
「人間は考える生き物であるけれども
感じることもできる生き物である・・・・・」
そのように思いがちですが・・・
「人間は感じる生き物であり、
考えることもできる生き物である」
むしろこちらの方が的を
得ていると言う研究者もいます
つまり・・・
神経から伝わる刺激を
脳内で感情として感じるのです
そこにはあらゆるパターンで
脳内ホルモンが関与します
このような事実が分かっている時代です
きっとですが・・・
「ここぞという時に適度な
緊張状態を意図的に作りだす」
そんな人で溢れていく社会も
人間的で楽しそうです
あなたも・・・、適度な刺激と緊張の
心理をコントロールしてノルアドレナリン
の分泌によってパフォーマンスの向上へ
お役立てください
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