-20 承認欲求、分離不安

承認欲求などなど

個体として・・悩み、プチうつ病
不安が多くなってしまった現代社会に
おいては、本当に精神的に悩んでいる
人が増えてしまいました

「プチうつ病」などと言う表現が使われる
くらいで軽度なんだけど決して軽く見て
はいけない症状が蔓延してしまい、
それに悩む人はめずらしくありません

「都会では2人に1人? 3人に1人?」
がプチうつ状態などとも言われています

その多くの人達は、自分だけで悩みを
かかえているケースが目立ちます

ある精神科医の先生は言います・・・

「もう少し早く・・、あと数ヶ月早く
相談してくれていたらココまでは
ならなかったのに・・・       」

特に都会に暮らす一人暮らしの方は
深刻な悩みなどで・・・

自分から話題にしない限りこのような
事は話をする機会がありません

しかも・・・

こんな事を周囲に相談しても
何も解決出来ないと・・・、
思い込み諦めているからでしょうか?

ついつい悩みや不安を貯め込んで
いってしまいがちです

確かに、誰かに相談をしてもおそらくは
根本的には解決しないかもしれません

しかし・・・

誰かに相談する事で
ガス抜き効果は確実にあります

その理由となるような研究がありますネズミを2匹使ってある実験をしました

  1. 2つの場所を用意します
  2. それぞれには、電気ショックを
    与えられる環境です
    (ネズミにとっては不快でストレスの元です)
  3. 片方には電気ショックを止める
    レバーがついています
    もう片方は電気ショックを止める
    手段がありません
  4. 同じ強さで、同じ回数でネズミを
    刺激します

このような実験から分かった事は、
レバー付きの環境のマウスに比べて
電気ショックを止める手段のない環境
のマウスは強いストレスになり腫瘍が
できてしまいました

強いストレスによって明らかに
弱っていってしまったのです

この実験を参考に考えると、私達が
抱えている解決できない悩みが・・・
電気ショックで電気を止めるレバーで
相談相手だと置き換えることもできます

「悩みを軽くする手段=
電気ショックを止めるレバー」

と置き換えることができます

解決できない悩みも何回も相談して
ストレス状態を和らげる事が
現代社会には必要な人達もいます

今、この文章を読んでいる人達は
自分の意志で解決できる自立して
いる人も多いと思いますが・・・
多くの周囲にいる人達は違います

自立できていないのに相談相手が
いなかったり、相談相手がいても
相談せずにストレスを貯めてしまいます

これからは、情報革命はもっともっと
進んでいって人間の労働はどんどん
単純化されていくでしょう

リモートワークなども増えるでしょう

孤立する人、閉じ込められた環境で
生活する人が増えてしまいます

それを望む人にとっては
多様化とも言えますが
好まずにそのような社会環境に
引き込まれる人も増えていきます

それで良いのでしょうか?

良いか悪いかは僕には決めれませんが
少しは考えてみる時期になっているかと
思います

承認欲求、分離不安

「なぜ人はうつ病になるのか?」

この謎を考えた時に僕のなかで
凄く納得できた分析があります

人は誰かの役に立ちたい
生き物であり・・・
認められたい生き物です

承認欲求と呼ばれる
深層意識に存在する欲求です

最近の社会は誰かの
役に立てる場面がなくなり
自分の存在価値を感じにくく
なってしまいがちです

この環境は、もっともっと
増えますしどんどんスピードが
早くなると予想できます

人は自我が形成されてくる
7歳くらいになると・・・

自分の存在を認識し個体として
意識するようになります

その反動として孤独を感じたり、不安を
感じたり、認められたいと思い誰かと
喜びや幸せを共有したいと願うように
なります

これは・・・

承認欲求や分離不安と
関係性がある深い部分です

催眠学やコーチングやカウンセリング
など深層意識や潜在意識の深い部分
からのアプローチはとても効率の良い
手段ですが・・・

その方法で、国民全員に
アプローチをする分けにも行きません

いずれにしても・・・

これからは、悩みを抱えてしまう人・・・
分離不安や承認欲求などで発狂したり

暴れだしたりする人も増えていくでしょう

このような社会になって行くことを
自覚し、理解し、両方の目で
見守っていくことが必要では
ないのかと感じています

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