-25 説明する、ミラーニューロン

説明する・・・ミラーニューロン

何かを誰かに説明する時に、
自分自身の記憶の定着と、
相手の記憶の定着とが・・・
どのくらい相手に伝わるのか?

このあたりについては
アウトプット力が関係してきます

今回はアウトプット力に
ついてのお話ですが・・・
その前に言っておきたい事があります

前提として、アウトプットについては
その人との信頼関係などが何より

大切です

ラポールが重要となるのです

聞き手の心の扉が開いていないと
必ずその人の心には響きません

そのあたりが
9割以上は・・・
重要だとは思います

ですが・・・

残りの1割から2割くらいの重要度で
あってもアウトプット力を決して
軽視はできません

ですから今回は
「説明する、アウトプット力」
について、フォーカスします

ストーリーとして
断片化された記憶(意味記憶)では
伝わりにくくてもそれをストーリー
(エピソード記憶)として伝えることで
相手には分かりやすく伝わります

ストーリーは意識を超えて
潜在意識へと届いていきます

脳の認知の仕組みなども
関わってくる魅力的な分野です

しかも、その人の記憶の
定着にもつながります

さらに・・・

自分自身の記憶の
整理もできます

断片化された記憶を組み合わせて
物語としてストーリー化するには
ある程度の訓練も必要ですが・・・

たくさん本を読んだり良い影響の
ドラマやアニメや映画を見て
作り手の伝えたいことや

起承転結など物語の構成を見て
みることである程度は訓練できます

例えば・・・

ドラマについては、ドラマによって
だいたいパターンは同じであって
最初の10分の展開から40分までの
展開まで最後の終わり方までが
ほぼほぼ同じです

3~5つの展開があって
毎回同じパターンです

それでも、分かっていても・・・
同じようにおもしろかったり
感動したりします

最も分かりやすいのが
水戸黄門のストーリーです

出てくる役者が、旅をしていると・・・
悪い人に良いように扱われている
一般民衆と出会います

そして・・・

黄門様をはじめとするお馴染みの
メンバーで悪者を成敗します

残り、10分くらいになると・・・
刀を持って屋敷などでの
戦闘シーンがあります

戦いが頂点に達したところで
「すけさん、かくさんもう良いでしょう・・・」
「このお方をどなたと心得る・・・、、、」
などとお馴染みのフレーズで
場を見事に収めます

最後は場を解決して・・・

平和になって次の
場所へと旅を続けます

毎回、ほぼ同じ
ストーリーなのに
何度見ても退屈はしない
凄いストーリーです

色々なストーリーを見て学び・・・
自分で説明する時にも
ストーリー化して説明します

もちろん、その場の状況に応じて
説明にかける時間や話し方には
工夫が必要です

  • 自信をもってはっきりと話す
  • 短くシンプルに、最初にポイントを
    入れて話す
  • 例をだしたり、研究結果などの権威
    性を加えたり、数値化されている
    データやエビデンスによって具体的
    な理由を明確にする

このように・・・

俺が俺がの説明ではなくあくまでも
相手の思いや考えをふまえて
世間の考えを入れつつ
(例、権威、エビデンス、数値)
自分の考えも入れて説明すると
説得力は格段にアップします

しかし・・・

相手の許容量を超えてしまうと
伝わらないので相手に合わせて
説明する必要があります

キャッチボール形式で話が深くなって
いって右脳と左脳の両方にアプローチ
できるともっともっと良いです

そうはいっても・・・

説明する側も何回も
訓練する事が大切です

僕のおすすめは読書です

好きな人の本を声に出して読む事で
その人の説明の仕方や癖などを
自分の潜在意識に埋め込む事で
その人のコピーを作ります

脳科学でいわれるところの
「ミラーニューロン(モノマネ細胞)」
を刺激して好きな人になります

そして・・・

相手にそれを
説明をするのです

これは、超おすすめです

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