-39 ひらめきの科学(前編)

ひらめきの科学があるって知ってますか?

アイデアの発掘

何処かの場所で、何かの時に、
必要なタイミングで良いアイデアが
あれば良いのにと思った時には・・・
なかなかそのような事は起きないものです

実は・・・

顕在意識と潜在意識では
扱っている情報量が全然
違っていて潜在意識は膨大です

顕在意識は文字通り顕在化している
意識ですので、潜在意識の一部を見ます

「良いアイデアはないかなぁ???」
などと顕在意識で意識的に思っても・・
なかなか良いアイデアは出てこないものです

つまり・・・

アハ体験とは、潜在意識にある情報を
活用して良い体験を引き出す為の
方法のことです

そして・・・

最近の脳科学では、アハ体験を起こす
可能性を引き出す方法がどんどん
明らかになってきています

それらの方法によって簡単にアイデア
が出てくるかもしれないし、なかなか
出てこないかもしれません

なぜならば・・・

結局は、その人の潜在的な能力
以上のことは起きないからです

潜在的な能力とは、記憶や記録や
体験や経験などが元になるのですが
持って生まれたものと言うよりは
積み上げて行くものです

そこに、マインドコントロールも加えて
活用していく必要があるのですが・・・
仕組みとしてはそのようになっています

このような特徴を理解しておくことで
可能性を広げる事ができたりするの
ですが、

意外なことに様々な脳科学の研究に
おいて「ぼ~っとする事」の重要性が
認められています

人は、ぼ~っとした時間に
おいて脳内で・・・
「デフォルトモードネットワーク」
が活発になります

デフォルトモードネットワークとは?

デフォルトモードネットワークは
脳のスタンバイ状態です

デフォルトモードネットワーク状態の
脳内で起きていること

  1. 過去の記憶を整理・統合する
  2. 過去の経験を整理・統合する
  3. 今の状況を分析する
  4. イメージして想起する
  5. これからの事をシュミレーションする

過去のことや現在のことから・・・
これからのことをより良いもの
へと進めていく為に起きています

つまりは、過去の学びを未来の役に
立たせる為だと、理解できることでしょう

ワシントン大学の実験

ワシントン大学の研究で通常の活動の
状態とデフォルトモードネットワークの
状態を比較しました

その結果、脳内のエネルギー消費で
デフォルトモードネットワーク状態が
通常の活動の時と比べて15倍も
高かったと検証されています

ぼ~っとした状態でエネルギー消費が
激しいなんていまいち理解しにくいですが
脳に限らずに人体は無意識で起きて
いる事の方が圧倒的に占めていますので、、
(内臓の動きや思い考える思考など)

ぼ~っとした状態でエネルギー消費が
激しいことについては、理解が
深まってくると分からなくもないです

このようなメカニズムとプロセスが
理解できればどんどんそれを
活かしていきたいものです

自分が自分でないような最高の
ひらめきを起こす確率を激的に
高める方法となります
(後半へつづきます)

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