成長ホルモンと
性ホルモンと牛乳
(前編)
牛に成長ホルモン剤や性ホルモン
剤をガンガン打って搾乳をする事に
よって大量に牛乳を生産する体制を
とっているのが、一般的に流通して
いる現代の日本の牛乳です
一頭の牛からいかにたくさん搾乳
できるかが生産量と収入に影響する
分けで生産者側からするとこのよう
な方法が主流となっています
そのような理由からどんどん
ホルモン剤を打つのです
本来は、牛も人間も妊娠中は
性ホルモンが止まりますので
生理がこなくなるものですが
性ホルモン剤を打つわけ
ですから妊娠中でも強引に
ミルクがでてくるようになります
なぜ、生物は妊娠中に
生理を止めるのでしょうか?
それは、赤ちゃんに優先的に
栄養を与えることができる
ようにするためです
そうやって集中的に赤ちゃんに
栄養やエネルギーを与えます
ところが性ホルモン剤を打つと
どうなるでしょうか?
性ホルモン剤の影響でミルクが
でるようになったらお腹の中の
赤ちゃんへの栄養がおろそかに
なってしまいます
もしくは、お腹の赤ちゃんへの
栄養から牛乳への栄養が行き
届かなくなります
どちらにも栄養を与える
などと都合良くはいきません
お腹の赤ちゃんに栄養を加えて
搾乳した牛乳にも栄養をなどと
どちらにも栄養を与えるのは
難しいでしょう
さらに、そのエサとなる穀物は
遺伝子組み換え的なものだったり
もします
そんな環境で産まれた子牛が
大きくなって搾乳されて
ミルクをだします
そのミルクに栄養があるでしょうか?
ほとんどないと考える
のが妥当かと思います
ミルクに限らず牛のお肉も
同じようなことがいえます
お肉に関しては、特に輸入品と
なるとその国によって基準や
特徴が違ったりしますので話は
もっと複雑化していきます
結局、お肉を食べる時も同じ
ようにホルモン剤によって
影響を受けています
成長を早く飼育されていった
牛ほど安い値段で流通されて
いきます
牛肉も牛乳も
問題だらけのようです
(後編へつづく)
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